出版物のご紹介

ロゼット

  • ドロテー・ドゥンツェ 絵/ジャネット・B・フロー 作
  • ウィルヘルム・きくえ 訳
  • 定価:本体1,000円(税別)
  • 26×19cm/24ページ/オールカラー
  • 全国学校図書館協議会選定図書
  • 日本図書館協会選定図書

赤毛に生まれたロバのロゼットでしたが、やさしいお母さんのそばでしあわせに暮らしていました。でも、まもなく、けちんぼうのお百姓さんに買われていき、毎日毎日つらい仕事をさせられます。
ある日、村で仮装パーティーが行われることになりました。ロゼットはかわいい少女ソフィアとめぐりあい、ソフィアを馬車に乗せて出かけました・・・・・・。
詩に楽譜を添えた「歌える絵本」です。

ドロテー・ドゥンツェ「ロゼット」の表紙 Out of print
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しずかに夕日がしずむころ、ロバのお母さんがはじめてのあかちゃんをひっそりと生みました。

もえるような夕やけが、生まれたばかりのロバのあかちゃんをやわらかにそしてあたたかくつつんでいました。

そのためでしょうか・・・小さなロバのうぶ毛はまっかにそまって、だれの目にもほかのロバとはちがってみえました。

この赤いロバのあかちゃんを見つめるお母さんの目からは、ひとしずくのなみだがこぼれおちたのでした。

ロゼット

すんなりかわいいあし
赤いロバロゼット
夕日のように赤い
いとしいロゼット
ひとりぼっち
わたしのロゼット

このなつかしい歌をきいてロゼットは、やさしいお母さんとすごしたしあわせな日びを思い出していました。

ソフィアはあのみじめなロゼットを見ちがえるように美しくかざりました。ロゼットはうれしそうにソフィアののった馬車をひいて、かそうパーティーの広場へとむかいました。

ロゼット

夢と現実が交錯する世界を感性豊かに描きあげる
ドロテー・ドゥンツェ

女性らしさを感じさせる繊細な色使いが美しい、ドロテー・ドゥンツェの作品。登場人物の服の模様などにも凝っていて、芸術やファッションに通じるセンスを発揮しています。

1960年、フランスのランスに生まれたドゥンツェは、その芸術的才能をランスの芸術学校やストラスブールのデザイン学校で養った後、ランス、トロア、エパーン、ボローニャなど多くの展覧会に出品。1981年のボローニャ国際絵本展では、処女作『わたしのところにいてちょうだいかわいいはりねずみさん』がエルバ賞を受賞し、1986年には『えんどう豆の上にねむったお姫さま』(太平社刊)でカタロニア児童図書展絵画賞を受賞しています。

作品では、読者の好奇心と創造性を刺激する独特の世界を繰り広げています。

ドロテー・ドゥンツェ

この作家の絵本

  • 「えんどう豆の上にねむったお姫さま」の表紙
  • 「ロゼット」の表紙

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