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【まとめ】社内報担当者向け 使える写真撮影術

2024.8.19 写真撮影Tips

【まとめ】社内報担当者向け 使える写真撮影術

読みたくなる社内報に欠かせないのが、写真撮影のスキルアップ。社内報誌面の印象や読みたい気分を大きく左右する写真の撮影スキルについてお悩みの社内報担当者の方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、社内報制作でよくある撮影シーンで使える写真撮影術についてまとめました。

集合写真

写真撮影のお悩みで多いのが集合写真について。社内報用の撮影において、集合写真撮影は避けて通れません。「いつも同じような写真で面白みがない」「バランスが悪い」「レイアウトした時にしっくりこない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

2~3列で段差をつけて整然と並ぶ方法以外にも、いろんな集合写真の並び方があります。「どんな印象の集合写真にしたいか」「誌面上でどのように配置されるのか」などを踏まえて、適切な集合写真の並び方をディレクションできるかが仕上がりを左右します。事前にイメージ写真を準備して、関係者間で共有しておくことをお勧めします。

多くの人に集まってもらい短時間で撮影することが求められる集合写真は事前準備が特に大切。どのような準備が必要か、被写体を自然な笑顔で撮影するための裏技などを紹介していますので、ぜひ記事をチェックしてみてください。

集合写真の撮影についてはこちら!集合写真にチャレンジしよう集合写真の撮影についてお伝えします。成功のカギは事前にしっかり計画を立てておくこと。並ばせ方のコツや表情を引き出す裏ワザもお伝えします。

インタビュー写真

社内報用の取材では、会議室などでのインタビュー中やインタビューをした後そのままその場所で撮影してしまうケースが多いのではないでしょうか? 「いつも同じような写真でつまらない」「社内には映える撮影スポットがなくて」という社内報担当者様には、その方法をちょっと変えてみることをお勧めします。

しっかりお話を聞くべきインタビュー時には、静かで適切な距離で対話できる場所でインタビューすることが最優先ですが、その場所が撮影に適切かというと、そうとも限りません。

撮影場所は、制作会社の編集ディレクターやカメラマンと一緒に下見をしておくようにしましょう。社内であっても、これまで気にもしなかった意外な場所が、実は撮影に適した映えスポットになる可能性もあります。

インタビュー写真を撮る際の簡単テクニックや座り位置の注意点も記事で紹介しています。対談や座談会の撮影についても触れていますのでぜひ参考にしてください。

インタビュー撮影についてはこちら!インタビュー(対談・座談会)を上手に撮る方法撮影前の準備や配置の仕方など、覚えておきたいポイントをお伝えします。

ポートレート写真

社員紹介や職場紹介、表彰などでの受賞者紹介など、社内報制作にはポートレート撮影が欠かせません。棒立ちで真正面からカメラ目線で…といった写真ばかりになりがちの方は必見です。 シンプルな写真だからこそ、「興味をひく写真」と「そうでない写真」の差がわかりやすく出てしまいます。

社内報の誌面デザインを改善したいというお悩みをよく聞きますが、意外とデザインというよりも、そこに配置された「写真の品質」によって大きく印象が左右されるケースも多いように見受けられます。

ポートレート撮影の際のポーズや目線についての簡単テクニック、撮影前後のチェックリストなども公開していますのでぜひご活用ください。社内報担当者様が撮影する場合はもちろん、各拠点の通信員や取材協力部署に撮影をお願いする際にも使えるはずです。

ポートレート撮影についてはこちら!社内報で使える!ポートレート撮影のコツ  チェックリスト付き広報ツールの制作において、使いやすいポートレート写真を失敗せずに撮るコツ、ぐっと見栄えが良くなる方法をお教えします。

「光の向き」と「ボケ味」

社内報制作の現場で「いい写真だね!」という言葉を耳にすることはよくあります。「いい写真」と言う時、人は無意識のうちに何を感じているのでしょうか。被写体の表情がいい、映っている背景の景色や色がきれい、決定的瞬間が映っていてる、などいろいろなポイントがあるでしょう。

その中でも、「いい写真」と言われるものに共通するポイントで多いのは、「光の当たり方」や「ボケ味」の味にあるような気がします。偶然であれ、狙った結果であれ、被写体にあたる光が印象的であったり、ボケ味によって被写体が引き立っていたりすると、心が動くのでしょう。

言い換えれば、光と影、ボケている部分とピントが合っている部分によって、画角内の情報が整理され、伝えたいもの、見てほしいものが、ストレートに伝わってくる強さが「いい写真だね!」と深く関係しているのかもしれません。

光の向きの考え方やボケ味をコントロールするためのコツを分かりやすく紹介していますので、下記のページをぜひ参考にしてみてください。

ボケ味を左右する絞りなどについてはこちら!カメラの基本用語(絞り、シャッタースピード、ISO感度)カメラの基本用語である「絞り(f値)」「シャッタースピード(SS)」「ISO感度」について解説していきます。

光の向きによる印象の違いについてはこちら!光のコントロール写真の印象を左右する光のコントロールについてお伝えします。光が被写体に当たる位置や特性を考えながら撮影できれば、狙いたいイメージや用途に合った写真が上手に撮れるようになります。

覚えておきたい使える構図

社内報制作における写真撮影では、誌面にどう掲載されるかをイメージし、それに適した構図で撮影する必要があります。表紙や特集扉ページの全面に大きく掲載する写真の場合は、写真の上にロゴや文字がのることを想定しなければいけません。ページのどの位置に掲載する写真かによって被写体の向きもおおよそ決まってきます。写真掲載スペースの縦横比を意識して撮影する必要がある場合も。

写真撮影に苦手意識をお持ちの担当者様から、「自分の撮影した写真はなんだかバランスが悪い」という声を聞くことがありますが、そういう方は、構図についての基本を知ることから、まずはじめてみてはいかがでしょうか。

自分の感覚で構図を決め、シャッターを押していたこれまでの写真と比べ、ぐっと安定感のあるバランスの良い写真が撮れるようになるはずです。下記の記事では「三分割法」「日の丸構図」「三角構図」をはじめ、縦位置・横位置の写真の印象の違いなどにも触れています。

覚えておきたい使える構図についてはこちら!覚えておきたい使える構図構図についてお伝えしていきます。仕上がりをイメージしながら、制作に使いやすい構図、被写体が引き立つような構図を覚えて、意識して撮れるようになりましょう。

スマホでの撮影

社内報用にスマホで撮影するケースも多いのではないでしょうか。特に、各拠点の通信員や取材協力部署に撮影をお願いする際には、スマホでの撮影がほとんどというケースも。「スマホ撮影だからしょうがない」と諦めるのはまだ早い。

スマホでもコツさえ押さえれば、魅力的な写真を撮ることだって可能です。プロのカメラマンが、スマホ撮影のコツや設定について直接お教えするワークショップを太平社では開催しています。過去に開催されたワークショップのレポートも公開していますので、ぜひ下記の記事をチェックしてみてください。

スマホカメラ撮影ワークショップ開催レポートはこちら!スマホでも制作で使える写真が撮れる!スマホカメラ撮影ワークショップ 開催レポート 毎回参加者から好評いただいていた撮影ワークショップ。今回は、ご要望も多かった、スマホを使った撮影のコツをウェビナー形式でお伝えしました。約2時間にわたって開催した当日の様子をレポートします。

 

写真撮影ワークショップについてのレポートや、広報用撮影の経験が豊富なカメラマンへのインタビュー記事は広報担当者向け情報誌「SHARE」でも掲載しています。ご興味のある方は下記よりご覧ください。

SHARE紹介リンク SHARE広報ツールの制作会社として日々活動する中で出会った方やお仕事をご一緒させていただいた方から得たノウハウやインスピレーションをじっくりシェアし私たちのものづくりに前向きな刺激を与えたい――そんな思いで発行しているのが広報誌「SHARE」です。

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